9話でうっかり天子様と星刻さんに萌えたので書きなぐってみた。
これで連載でもしようかなと思っているんだけど、どうなんだろうか…
まだ設定等詳しく決めていないので、とりあえず思いついた文章を書く。
もし連載になるとしても、これはこれでいいんじゃないかと思う。
妄想まんせー!!
貴方は星刻に連れられて、私のもとへまいりました。
「初めまして、天子さま。本日より貴方さまの側近兼用心棒となります、ライと申します」
「ライ、ですか?」
「はい。どうぞ、そのようにお呼びください」
高亥がエリア11へ赴くのに、星刻を連れて行くと言いました。
そんな星刻のかわりに連れてこられたのが、ライだったのです。
最初はあまり信用が出来なかったけれど、ライのまっすぐな言動に私は惹かれ…
それから私たちは、すぐに仲良くなりました。
いつでも私の話を聞いてくれるライ。私にいろんなことを教えてくれるライ。私に優しくしてくれるライ。
私はライが、大好きになりました。
あるときライと交わした、永続調和の契り。
星刻と昔交わしたものと同じ。でも、彼はやりかたを知りませんでした。
私は星刻に教えられたことをライに教え、契りを交わしたのです。
「ずっと、友達でいよう」
と。そしてライはこうも言いました。
「天子さま、僕が貴方を守ります。
貴方の傍には僕が、星刻さんがいる。だから、安心して」
力強く、けれども優しい微笑み。
私の頭をなでてくれる手がとても暖かくて、嬉しかったのを今でも覚えています。
「星刻ぅーっ!ライぃーっ!」
忠誠を誓った天子様が、手を振って、僕たちを呼んでいた。
彼女は前に交わした約束を覚えていた。
星刻さんがいったように、もう迷いは無くなった。
戦おう、彼女のために。星刻さんのために。
剣を取り、彼女を救い出そうとしたとき、僕は激しい頭痛とめまいにおそわれた。
これは…なんだ?激しい痛みと叫び声が聞こえる。コレハ、ナニ?
ふ、と目の前が真っ暗になる。
ふらりと目をあければ、目の前には見知った仮面。
…ゼロだった。
「ゼ、ロ」
「久しいな、ライ」
彼の片腕に、抱えられた天子さまが見えた。
頭に銃口を突きつけられている。
「っ…!ゼロ、天子さまを放せ…!!」
僕は剣を構え、彼に切りかかろうとする。
すると、先ほどと同じ頭痛が僕を襲う。
どうして、こんなときに。
「ライ、戻って来い。我が、黒の騎士団に」
断る。もう戻らないよ、そこへは。
僕には今、大切な人がいるんだ。だから、戻れない。
守らなきゃ、天子さまを。約束、したんだ。
でも、意識が遠のいていく。そしてまた、倒れそうになる。
「てん、し、さま…っ、しん、くう…」
搾り出した声と伸ばしたその手は、ただ虚しく空に残るだけだった。
世界が暗転するまえに見たのは、ゼロの仮面。
聞こえたのは「帰って来い、ライ」というゼロのことば。
でも思い出したのは、大切な二人の、優しい声と笑顔。
ああ、神様。どうか彼らが、幸せになれますように。
文章ぐだぐだすぐるorz
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