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僕と君と (ライスザライ?:特派編スザクED後)



僕と君が一緒なのが、あたりまえになった日常。
僕と君が笑いあうのが、あたりまえになった日常。

僕と君が友達なのが、あたりまえになった日常。



特区日本の式典で僕が倒れたとき、死ぬと思った。
僕は本気で死ぬと思った。
銃弾に撃たれたというのもある。
けど、君ともう会えないという現実が、僕を殺そうとした。
でも僕は無事だった。
僕のまえで、君は笑ってくれた。
僕は君が好きになった。
それは友愛ではないなにか。



「ねぇライ。
僕とずっと、友達でいてくれるかい?」

ああなんて甘く残酷な言葉。
その言葉が嬉しくて、だけれど憎いその言葉。
そのひとことで僕がどれだけ喜んでいるか君は知らない。
そのひとことで僕がどれだけ傷ついてるか君は知らない。



「も、ちろんだよ。
あたりまえじゃないか」

良かった、と笑う君。
僕は君のココロを知らない。
友愛ではないなにかを君に抱いている僕。
でも僕は君のココロを知らない。
知りたい。
知って、僕に好きだといってほしい。
でも知りたくない。
知らないままで、僕を好きだと言ってほしい。



僕のことが、好きだと言って。
僕のことを、好きだと言って。
僕のために、笑って。




(僕の、ボクの、ぼくの、ぼく、の?)

(どうして僕は、君のことを一番に考えてやれないんだろうか?)
(いちばんさいしょは、「僕」からはじまる)
(僕であって、君じゃない)

(じゃあ友愛ではないこれは、なに?)






拍手お礼文でした。
少し狂気じみたライ。
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