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なみだ (ルルライ:学園編?)


「ふあぁ…」

つい、なさけないあくびがでてしまう。
だが昼食のの後の授業というものは眠くなるのが必然ってものだろう。
僕は自分にそう言い聞かせて、静かにまぶたを閉じた。



ひろいひろい おおきなていえん
そこにはぼくと―――とははうえがいた
ぼくはしあわせだった
でも もうそのしあわせには てがとどかない
かなしくて かなしくて さみしくて つらくて
ぼくはきえてしまいたかった



「――ィ、起きろ、ライ」
「ん…?」

誰かの声に起こされ、声の方へと視線を向ける。
目の前には僕と同じ紫の瞳があった。
ルルーシュだ。
相変わらず綺麗な顔してるよな、とか思ったけど何も言わなかった。

「ああ、悪い。実行委員長なんだから、もっとしっかりしないとな」

そう言ったはいいけれどルルーシュから反応がない。
どうかしたのだろうか。

「ルルーシュ?」

そう名前を呼んだとき、突然彼の手が伸びてきて少しだけ後ずさった。
でもルルーシュの手は止まらず、僕の頬へと優しく触れた。
それはまるでナナリーに触っているかのような手つきで、僕はとても驚いた。

「なぜ、泣いているんだ?」
「え…?」

泣いている、そういわれて僕は初めて自分の瞳から雫がこぼれていることに気付いた。
ルルーシュの手がそっと、その雫をぬぐう。
僕はなんで泣いているんだろう。分からなかった。
変な夢でも見たのか?でもその夢の記憶さえもない。
けれどその涙を止めることも、彼の手を振りはらう事もできずに、ただぼーっとしていた。


暫くして彼の手が止まると、彼はっとした表情になり、一瞬にして耳まで真っ赤になっていた。
風邪でもひいたのだろうか?僕は知らずのうちに首をかしげていた。

「あ、か、会長が呼んでるんだ!新しい仕事ががあるって!!」
「そうか。分かった。わざわざ伝えてくれてありがとう」

ルルーシュはずいぶんわたわたしていた。
でも僕は笑って返事をして、特には気にしなかった。
…僕が笑ったときさらに赤くなったのはきのせい、だよな?
あ、そろそろ行かないとミレイさんに本気で怒られるかも。

「じゃあ」

ルルーシュに軽く挨拶をした。
やっぱり怒られるかな?なんて考えながた、僕は急いで生徒会室へと向かった。




そのころ教室でルルーシュは一人座り込んでいる。
顔は先ほどと同じく真っ赤なままだ。
(笑った顔を見た時、キスしたいとか思った俺はなんなんだ)
と静かになやんでいることは彼しか知らない。
  

なみだ
(かなしいゆめにとりのこされたぼくを、つれもどしてくれる?)
       (もちろん。きみのなみだにちかってきみをつれもどすよ)







いっぱつめからぐだぐだですねーorz
それでも愛だけは溢れんばかりに篭っているはず!
これからもこれくらいぐだぐだな文章を書き綴る予定です。
どうか広い心で見てやってください。
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